職業ガイド テレビ 映画 舞台

あなたの夢を切り開く、テレビ 映画 舞台に関する仕事をご紹介。

アートディレクター


広告業界の華(はな)・グラフィックデザイナーが脚光をあびるいっぽう、アートディレクターという仕事は、日本ではあまり有名ではないようです。しかし、これは広告などを作成するうえで全体の総指揮をとる、非常に重要な仕事。実際に広告を作成する人のなかでは、最も高い権限をあたえられている役目です。アートディレクターは広告制作のチーム内において、文章や絵をしあげるコピーライターやプランナー、グラフィックデザイナー、フォトグラファーらの作品を編集し、注文した人の意向にそうような広告を完成させます。これには広告についての知識はもちろん、製作にたずさわる他のメンバーの仕事についても深い知識が必要になります。また、クライアントとの交渉もアートディレクターの担当。この職業は、広告を知り尽くした人にしかつとまらないものだといえるでしょう。

多くの技能が要求されるアートディレクターは、未経験者がいきなり目指そうとするには難しい職業。ほとんどの人が、グラフィックデザイナーなどの広告関係の職業を経験しています。また、アートディレクターとこれらの職業を兼ねておこなってっている人もいます。就職先としては、広告代理店やデザイン事務所があげられますが、仕事の性質上から、フリーで活動する人も多いようです。いっぽう収入の面では、仕事の量によって大きく左右されるうえ、従来のグラフィックデザイナー業などの報酬との区別が厳密でないため、アートディレクターとしての収入を算定するのは簡単ではありません。とはいえ、ある程度の実績を積み、大規模な広告の案件を継続的に受注できるようになれば、収入は安定してゆくと考えられます。ステップアップの方法としては仕事を堅実にこなしていくのが一番ですが、各地のアートディレクターズクラブのコンテストで受賞することも有効な手段となります。

アートディレクターは非常に広い分野の専門的な知識が必要とされる職業です。また、デザインセンスや交渉術も要求されるため、相当な経験がなければこなせません。しかし、創作系の仕事にたずさわる人であれば、作品全体を統括する立場へということで、常にこの職業を視野にいれておくとよいでしょう。

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