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リポーター(レポーター)
事件・スキャンダル・流行……。テレビ・ラジオから発信されるさまざまな情報は、大衆の関心を引き、ときとして社会現象を生みだすことさえあります。とりわけテレビのワイドショーに代表される情報番組は、視聴者への影響力が絶大。こうした番組においては、何がどう伝えられるかにより視聴率にも差が生まれるため、そこでは情報の信ぴょう性や鮮度はもちろん、情報を伝える人間の手腕が問われます。大衆が知りたがるポイントを的確におさえ、手際のよい取材でそれにこたえる仕事、それがリポーターという職業です。人気リポーターをかかえる番組は視聴率も高いもの。放送局は、個性的なリポーターを常に求めています。
リポーターは、事件リポーター、芸能リポーター、スポーツリポーターなど得意分野によって呼称がわかれています。マルチに活躍するリポーターもあれば、元プロスポーツ選手、タレントや作家などがリポーターをつとめることも。最近は若い女性リポーターの需要も高まっています。
現在活躍しているリポーターの多くは、週刊誌記者やアナウンサー、ナレーターなどから転身した人たちです。たいていはフリーで活動しますが、テレビ局専属のリポーターもいます。また、芸能プロダクションに所属したり、養成スクールに通う、リポーターのオーディションで入賞する、などのルートを経由するケースも。収入は仕事の依頼に比例するので、ある程度の地位や信頼をかちえるまではやや不安定な傾向があります。有名なリポーターは講演や執筆活動により、本業以外でも収入を得られるようです。
リポーターに求められる資質は、取材活動をこなす体力、フットワーク、忍耐力のほか、取材対象から価値ある情報を引きだすための質問テクニックやマナー、人的ネットワークなどがあげられます。外国語のスキルが取材で有利になることもあるようです。また、番組に出演するときには、正しい日本語能力、視聴者を引きこむトークのスキル、発声や抑揚なども重要なファクターになります。ほかには、いわゆるガセネタをつかまされないために情報を検証する作業や眼力も不可欠。こうした資質に加えて、問題意識を持ってさまざまな事柄を観察し、同時代の人々が何を求めているかをキャッチするため、全方向的な情報アンテナを張りめぐらすことが大切です。好奇心が強く、ひとまえで話すことに抵抗がない人に向いている職業だといえるでしょう。
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